アーキエイド・インターン日誌 9月/横浜国立大学大学院Y-GSA 浜辺隆博

こんにちは。アーキエイド地域支援インターン/横浜国立大学大学院Y-GSA修士2年の浜辺隆博です。6月のレポートからだいぶ日が経ってしまいましたが、その間の活動について報告させていただきます。

○仙台あゆかわ会への出席
以前のレポートに少しだけ書きましたが、被災後に仙台へ移って生活されている「仙台あゆかわ会」の会合へ定期的に伺っています。
毎月第2木曜日に秋保温泉で開かれるこの会で、鮎川で起きていることを伝えたり、まだまだ知らない鮎川を教えてもらったりしています。メンバーから見ると僕たち大学生は孫の世代で、とても気さくに話してもらえます。
「IWC(国際捕鯨委員会)の会議に出席したときはね…」「実は俺の作った船外機がヨーロッパで使われているんだ」

その話題はとても多岐に渡ります。アーキエイドが提案している復興計画案に対する痛烈な意見もあります。
「市有地や空き地に公営住宅を建てたら、高台移転よりも早く住むことができる」「低平地が公園になるなら、管理するのにたくさんのお金がかかって良くない」「(津波じゃなく)地震でやられてしまった人への救済措置や補助が足りない」
最近は市との会議に出席することがとても多くなっています。こういったお話を伺って、じゃあ自分には何ができるのかと考えると、その少なさに悔しい思いをします。それでもできる可能性を説明して、あるいはできない理由を説明して少しでも現状を伝えられるようにと思っています。


○サマーキャンプ2012
昨年度7月下旬に行った集中調査の今年版を8月24日〜26日で行いました。僕の役割としては、全大学への情報共有と現地調整が主でした。
まずキャンプに先立ち、大学チームの事前説明会を企画しました。
キャンプの詳細をある程度共有したのち、牡鹿半島においてアーキエイドが提案している浜の復興イメージをより具体的に実現できるように実際の国の復興交付金の事業も勉強しよう、という趣旨の勉強会も開催しました。
ゲストには、いつもお世話になっている水産庁の正岡さん、センク21の中村さんをお呼びしながら漁業集落のイメージをより具体的にするための手法を共有していきました。街で生活しているとほとんど触れることのない漁業集落の計画を、プロの方と学生が意見を交えながらブラッシュアップしていくとても刺激的な機会になったのではないかと思っています。

サマーキャンプ中は主に後方支援という形で、ゲストのアテンドや運営補助、最終日の司会進行をやらせていただきました。
意見交換会ではなくお客として大量の商品を買ったり、アドバイザーとして招いたりと、浜の人たちといつもとはちょっと違う形で、関わることができたことがとても新鮮でした。

現地に行くと頻繁にあるのですが、地元の方々に嬉しい声をかけてもらうことが多くなりました。
「自分が信じる活動を続けてくれることで、私たちも頑張ることができる」
「生活の再建を担っているのはあなたたちだから、頑張ってほしい」
また、ずっとお世話になって来た方々には「最初よりはだいぶ成長したよな〜」「いつでも来い、覚えているから」「次はいつくるんだ?」と言われて、思いがけず感動させられます。
ちょっとずつだけど、半島の人たちに受け入れられて来たのだなと、実感しています。

実は、僕のインターン期間は9月の末で終了しました。このレポートはその日に書いているのですが半年間、頻繁に浜へと伺って、たくさんの人に出会い、出来事を経験させていただいて、本当にありがとうございました。
実はまだ仙台に残っているのですが、今までのように浜へと通い続けることができなくなります。ですが、Y-GSAの1人として鮎川にはまだまだ関わります。牡鹿半島にはこれからも何度も訪れたいと思っています。1年後、2年後、5年後、10年後、30年後。一体どんな復興を遂げていくのか、そしてどんな営みが今後も続けられていくのか、そしてそこに少しでも携わることができるなら、いつでもそうしたいと願います。
これからも、ずっとよろしくお願いします。

そして、今までたくさんの先生方にお供できたことで、本当に様々なことを学ばせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。




アーキエイド地域支援インターン
浜辺隆博 Takahiro Hamabe(横浜国立大学大学院Y-GSA修士2年)

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