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【レポート】『アーキエイド巡回展 -遠くの街で被災地を思うということ-』 及川恵子

3月20日から名古屋都市センターで行われている、『復興 -まちを再建するつながりの力-』。

展示会場入り口の様子

会場となっている名古屋都市センター11階まちづくり広場には、東日本大震災発生直後から、「人を守るため」、「住宅を取り戻すため」、「街を再建させるため」に支援活動に取り組む団体、人々の様子がパネルや映像で紹介されている。

復興支援に関わっている団体のパネルが多く並ぶ

被災地から遠く離れた愛知県名古屋市。
この街は、1959 年の伊勢湾台風によって大きな被害を受けた。

そんな名古屋の方々に、東日本大震災のもたらした被害の大きさだけでなく、その後のまちの復興や生活の再建に被災地の人々がどのように取り組んでいるのかを知り、さらにそこから災害対策や街への関わり方を考える機会としよう、という今回の展示。

伊勢湾台風の被害からまちづくりを発展させ今のような大きな都市となった街、名古屋市。東日本大震災の教訓から人が街にどう関わる事ができるかを再考する。
アーキエイドの活動は『再建を目指す“つながりの力”』の中のひとつとして紹介された。

サマーキャンプで作成した模型とパネルを展示

今回は、サマーキャンプに参加した筑波大学貝島桃代研究室、法政大学渡辺真理+下吹越武人インディペンデントスタジオ、首都大学東京小泉雅生研究室+門脇耕三+猪熊純、名古屋工業大学北川啓介研究室+近藤哲雄、東京理科大学安原研究室+有志+SALHAUS、東京大学隈研吾研究室+千葉学研究室+藤原徹平 の6チームの成果物を出展。
アーキエイドの活動を紹介するパネル/スライドショーとともに、牡鹿半島の未来の街の姿を提案した模型とパネルを展示した。

発災から1年が経った被災地は、“やっと”復興への一歩を踏み出せる、と言ってもいい状況である。今も被災地のあちこちでガレキが高く積み上げられたままだ。そんな中で、新しい街の姿を想像するのは簡単な事ではない。未来を見据えようにも現実を突きつけられている今、先を見越す力が折れてしまいそうになる。

ただ、ここに展示されているのは、牡鹿半島のあらゆる声を取り入れた未来の街の姿だ。テレビでも新聞でも伝える事ができない、牡鹿半島の住民の声を拾い上げ、形となった未来の街がある。

展示会場では、模型に見入っている方が多かった。
いつか、被災地が、牡鹿半島が、豊かな自然を活かした新しい街となり復興を遂げるまで、その姿を覚えておいてほしい。
遠くの地域から被災地を思うという事は、東日本大震災を、あの被災の状況を、被災地で暮らす人々の気持ちを、いつまでも思い続けてくれる事ではないだろうか。

—–

パネルの展示では、震災復興に力を注ぐ団体の活動が多岐にわたっている事がわかる。どの活動も人を思い、被災地を思い活動を続けている。この展示を通して、再度被災地を見つめ続けるきっかけとなってくれたらと心から思う。

アーキエイド事務局
及川恵子

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『復興ーまちを再建するつながりの力ー』
日時:2012年3月20日(火・祝)〜2012年5月6日(日)

※月曜休館(祝日の場合は翌日)
火曜〜木曜 10:00〜18:00 金曜 10:00〜20:00 土曜・日曜・祝日 10:00〜17:00
会場:名古屋都市センター11階 まちづくり広場 企画展示スペース、ホール
※入場無料

 

 

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