第8回アーキエイド半島支援勉強会

6月17日に行われた第8回アーキエイド半島支援勉強会の様子を報告します。
今年度3回目の勉強会には、アーキエイドのメンバー以外にもゲストとして漁村の低地利用や復興住宅の状況を理解するために、漁業系事業に詳しい方にご参加いただきました。今回の主な議題は、プロジェクト進展状況の確認、ゲストの方によるレクチャー、各部会からの報告でした。それでは今回の勉強会の内容をご紹介させていただきます。

まず始めに、東北工業大学の福屋氏から今月までのアーキエイドの活動と今後の動きについての確認がありました。高台移転に関しては5月に行われた各浜ごとの説明会について話し合われ、今後予想される希望者数の推移への対応が確認されました。 これからのアーキエイドの活動に関しても触れられ、「石巻復興まちづくり検討会議」や「牡鹿支援活動を含めたアーキエイド支援活動の運営に関する会議」と連携を取りつつ、 低平地の活用方法などの議論を行うという方針が伝えられました。

その後、今回のゲストから漁業と漁村の再建・復興についてのレクチャーを頂きました。様々な事例を通して、災害公営や高台移転の問題と併行して漁村らしい風景を考える必要性を参加者の間で共有することができました。

勉強会の後半は各勉強部会から、それぞれの進行状況の報告を行いました。各勉強部会ごとに概要を以下にまとめます。

■観光ワーキンググループ(YGSA,東北工業大学)
アーキエイドとしてどこまで観光に関わるかという問題定義があり、「アート活動のプラットフォームとしての役割はどうか?」「まちづくり会社的なものを立ち上げても良いと思う」など今後の方向性に関する具体的な議論が行われました。

■コアハウスワーキンググループ(東京工業大学)
コアハウスのコスト問題と、「漁村らしさの実現」や「離村率を減らす」など今後の課題について発表がありました。それに関して「コスト削減のためにはある程度の共通点を持ったほうがいい」「個々の建築だけではなく、全体的な風景を考えた提案が必要」「主要な部分とサブ的な部分、共通とバリエーションのバランスが大事」等、活発な意見交換を行いました。

■パタンブックワーキンググループ(筑波大学、名古屋工業大学)
交流を通じて浜との関係を深めていくことを目的とする、小学校と協力した「牡鹿ブックプロジェクト」の報告がありました。今後は各小学校別に担当大学を決めてより活発な活動を行っていきます。また、NPO(子供&まちネット)によるファシリテーター養成講義を8月の勉強会で行い、実際の活動に活かす予定です。

■ 空き家ワーキンググループ(神奈川大学)
牡鹿半島に活動拠点を設けるために、8月の初旬にあるくじら祭りでのOPENを目指して計画を進めています。最初は各大学の協力の下、ミーティングスペースと広報スペースを完成させていく予定です。

■公営住宅ワーキンググループ(法政大学)
住戸のいくつかのパタンに対する提案がありました。これまでの勉強会でも積極的に議論が行われてきたため、今後は高台移転計画への活用を目指していきます。


来月の第9回アーキエイド半島支援勉強会は7月15日(日)に、前半1時間を公開で行います。前回の公開型の報告会とし、現在の半島支援の状況について知っていただくような報告会にしたいと思いますので、みなさまふるってご参加ください。その模様もまたwebより報告したいと思います。

【開催概要】
日時:2012年7月15日(日)9時30分から
   ※最初の一時間は公開 9時30分〜10時30分
場所:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス内 D・E会議室
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階
地図:http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html#mapakihabara
  (JR山手線、京浜東北線、総武線「秋葉原駅」より徒歩1分)
設備:プロジェクタ・スクリーン・LANあり
   ※PCは各自お持ちください

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