第24回 アーキエイド半島支援勉強会

3月29日に第24回半島支援勉強会が明治大学で行われたので、その様子を報告します。
今回の議題は、事務局報告、各浜の活動報告、ワーキンググループ報告、雄勝半島報告についてでした。
それでは、内容についてご紹介致します。

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始めの事務局報告では、福屋氏から防災集団移転促進事業の場所が決まり、
6月から宅地の受け渡しが始まる予定であることや、牡鹿地区の漁業集落防災機能強化事業について
平成24年度の資料をもとに、低平地利用のための漁業集落と防災機能強化事業の提案を漁港漁場新技術研究会と
水産課に申請を行った結果、公用地整備と避難路整備等の調査費がついたこと、
石巻市による公営住宅のヒアリングが開始されたことなどが報告されました。

また、平成25年12月14日に行われたミニキャンプ発表会の内容をまとめた冊子を作成して
いるので、完成したら皆様にお配りしたいとのことでした。

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次に各浜の報告が各大学からありましたので、以下にまとめます。

■桃浦
新規住民のための要望書を作成したので、石巻市に提出する予定であることが報告されました。
現在は敷地調査などを住民の方々と行っており、今後はこのような活動を続けながら
新規住民のための受け皿をしっかりと作っていこうと思います。

■月浦
高台移転の公営住宅について住民を集めた会議が 3 月 30 日に予定されています。
その際に住民の方に説明が伝わりやすいように基本プランの模型を作って提出することを
検討中であることが報告されました。

■十八成浜
高台移転地について3月23日に入居者のくじ引きが行われたことが報告されました。
その後の協議会でも高台移転地の意見交換が行われ、南北の公営住宅の配置を再検討して、
それぞれの住宅から海が見えるようにしようといった、浜全体の工夫を考えていこうという要望が出ました。

■鮎川浜
3月24日にまちづくりに関する要望書と活動報告書を協議会から市長へ提出したことが報告されました。
また、最近は佐世保のビジターセンターを研修するなど鮎川浜でまちづくりを行うにあたっての
運営方法についても具体的な検討を進めています。

■蛤浜
はまぐり堂が経営しているカフェとは別の古民家でリノベーションが開始されたことが報告されました。
今後は土壁を塗るワークショップなどを行い、学生を巻き込んだ改修方法を検討しています。

次にワーキンググループについて報告がありましたので以下にまとめます。

■コアハウスス
コアハウスの環境改善として障子を入れる改修工事が終わったことが報告されました。
また、地域で行われている復興のための住宅の仕組みを幅広く伝えたいという目的から、
事務局を公益社団法人日本建築家協会の東北支部宮城地域会においた、地域復興住宅ネットワークを立ち
上げました。今後はアーキエイドと共同で見学会などを企画する予定です。

■小学生による牡鹿探検ブック
このプロジェクトは2年目ということで、大学生と小学生の交流を増やすという目的から、
大学生から小学生への浜の魅力についてのプレゼンテーションなどを行い、
前年度とは変化をもたせました。
また、来年度以降の枠組みついて少し検討が必要であったため、学生の方で各小学校に
今後どうして行きたいかをアンケートを行った結果、大学生と小学生の関わりが少な
いことや建築学生の専門性を活かした係り方の検討などが今後の課題としてあげられました。
来年度もぜひこの活動を続けていきたいと考えていますので、改善をしていきたいです。

次に雄勝半島について報告がありましたので以下にまとめます。

■観光振興
2月に東京ビックサイトの東京インターナショナル・ギフト・ショーでおがつスターズが出展
を行いました。住民の方へのヒアリングから得た知識をもとに、雄勝の特徴的な食べ物や場所、
風景についてまとめたパンフレットなどを展示しました。
また、3月21日には実際にそれらの場所を巡るワインツアー雄勝という、
雄勝の魅力がたくさん詰まった格安プレツアーを行ったことが報告されました。
また、立浜にある民家を改修して厨房と憩いの場を備えた、
おがつスターズの拠点を建設予定であることなどが報告されました。

■集会所
波板地区で日本大学が設計した集会所の建築工事が完了し、
5月中旬に竣工式を行う予定であることが報告されました。
今後は家具や内装の改修を住民と話し合って、
学生と一緒にワークショップというかたちで作っていく予定です。
また、この集会場の機能としては、大きい広間を中央にもち、お風呂や工房、展望スペースなどがあり、
宿泊可能です。

次は今年に石巻市で行われる川開き祭りのイベントについて報告を以下にまとめます。
石巻川開き祭りに合わせて、ボランティア団体の石巻 2.0 さんが STAND UP WEEK というイベントを行います。
そこで、アーキエイドの3年間の活動を町中に展示したいという相談を受けました。
アーキエイド側としては復興プロジェクト展やシンポジウム、自転車で牡鹿半島を巡る、
ツール・ド・牡鹿などを絡めていきたいと考えています。
また、アーキエイドが行っている復興活動を石巻中心市街地から牡鹿半島や雄勝半島などの地域に分かれて、
復興の場を回るツアーを STAND UP WEEK に合わせて行ってはどうかと考えています。

以上で第 24 回半島支援勉強会の報告を終わります。
今回は、各浜で行った活動の成果が多く報告されました。
また、雄勝半島では観光振興の試みが活発に行われるなど、
これからの発展に期待がもてる内容でした。

筑波大学貝島桃代研究室
楫野晃庸

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