2525(ニコニコ)フレームの展開

東北芸術工科大学の竹内です。今日は大学での取り組みを書きます。

復興ってどうしたらよいのだろう。どこから、どう取り組めばよいのだろうと心から思う。どこから手を付けたらよいかと考えていても始まらない。まずは手が動く範囲から始めた。4月のあたまに、大学の課題のカリキュラムを話し合うために、馬場正尊さんと森みわさんと集まった。 森みわさんはパッシブハウスジャパンを主宰する(http://www.passivehouse-japan.org/)建築家である。 カリキュラムの話題はそこそこに、復興支援の話に。森さんが地震当初、宮崎にいてしばらくそこで避難していたときの木造フレームを考えたことを教えてくれた。宮崎木材の福原さんたちといろいろな打ち合せを重ね、施工しやすさ、木造の部材の大きさ、歩留まりなどを検討が進んでいた。当初は内部の間仕切りで考えられていて、どうなるかわからないけど、とにかくさっそくつくってみようということになった。フレームをトラックの荷台に乗る最大寸法、2.5mの幅にした。角2つ2.5が二個、ニコニコフレームと名付けた。場所はまず身近なところ、大学の東京外苑キャンパスで試作した。学生たちに集まってもらい試作、組み込みピンをセットするだけでフレームはすぐに建てられる。床は台形集成材、壁も杉の集成材である。つくってみるとその施工性はよく、わずが3時間で完成した。金額も試作バージョン(屋根がない)だと20万円弱。屋外用でもいけると判断したので、野地板、床組を加えることした。ちょうど、そのとき岩手県山田町でボランティアをしている学生から、避難している体育館の炊事場のテントが衛生上問題があり、改善しなくてはいけないのでプレハブを探しているとの情報がさっそく改良バージョンを送ることにした。

(続きは現地レポートへ)

柱と梁を金物で接合していく。ピンで留めることでより強固に固定できる。

台形集成材の床版 50ミリ厚

外壁は柱の溝に合わせてビスで固定。


ほぼ完成し、屋根に防水シートを張っています。

 

Share on Facebook
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Hatena Bookmark
Pocket
Share on LinkedIn

This entry was posted in 現地レポート and tagged . Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*